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相続放棄の期限

  • 文責:所長 弁護士 大澤耕平
  • 最終更新日:2021年5月7日

1 期限が過ぎると相続放棄ができなくなります

法律上の手続きは,期限が定められているものがいくつかありますが,その中で相続放棄は,とても期限が短いため,注意が必要です。

相続放棄の期限は,「相続の開始を知った時」から3か月です。

「相続の開始を知った時」とは,自分が相続人になったことを知った時,という意味です。

2 相続放棄の期限は,相続人によって異なります

⑴ 配偶者が相続人の場合

配偶者は,常に相続人の立場にあります。

そのため,たとえば,妻が夫の死を知った場合,自分が相続人であることを知ったことになるため,その時から3か月以内に相続放棄をする必要があります。

⑵ 子が相続人の場合

子は,第1順位の相続人であるため,配偶者と同様,親亡くなったことを知った時から,3か月以内に相続放棄をする必要があります。

⑶ 親が相続人の場合

親は第2順位の相続人であるため,子が亡くなったことを知ったとしても,ただちに3か月の期限がスタートするわけではありません。

子が亡くなったことに加え,第1順位の相続人である孫が存在しないこと,または孫が相続放棄をしたことを知った時から,3か月以内に相続放棄をする必要があります。

⑷ 兄弟姉妹・甥姪が相続人の場合

兄弟姉妹・甥姪は,第3順位の相続人であるため,自分より上の順位の相続人がいないか,自分より上の相続人が相続放棄をしたことを知った時から,3か月以内に相続放棄をする必要があります。

3 相続放棄の期限は延長することができます

相続放棄を検討するきっかけの多くは,亡くなった方に借金がある場合です。

亡くなった方に多額の借金がある場合は,すぐに相続放棄をした方がよいでしょう。

ただ,亡くなった方の借金が,あまり多くない場合は,プラスの遺産で借金を全額返済できる可能性があります。

そのため,亡くなった方の借金や,プラスの財産の総額を調査する必要があります。

しかし,財産の調査には,ある程度の日数が必要なため,3か月以内に間に合わない可能性があります。

そういう場合は,相続放棄の期限を延長する手続きを,裁判所で行うと安心です。

期限の延長の審理は,相続放棄をする場合と同じ裁判所で行われます。

そのため,大阪にお住まいの方が亡くなった場合,期限の延長も,その地域を管轄する裁判所で手続きを行うことになります。

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